7.4 C
Tokyo
4.9 C
Osaka
2025 / 12 / 15 月曜日
ログイン
English
その他防災記録的な大雪などで車が立ち往生する事態へ備えとして開発 「車載用防災ミニボックス」発売 尾西食品

記録的な大雪などで車が立ち往生する事態へ備えとして開発 「車載用防災ミニボックス」発売 尾西食品

防災食の尾西食品は、自動車運転中の災害に備え、携帯おにぎりやミネラルウォーターなど防災食品などが一式入った「車載用防災ミニボックス」を23年1月12日から発売する。

これは今年10月に発売した「車載用防災ボックス」の1人用サイズで、コンパクトなので場所をとらず、トランクやフリースペースなどに収納できる。ホームセンターやカーディーラー、カー用品店などで順次展開を予定している。

ここにきて新潟県などでは記録的な大雪があり、各地で車での立ち往生が発生し、一昼夜、車内に閉じ込められる事態もあった。こうした雪による車のトラブルは毎年発生しており、その対策が望まれていた。日本気象協会でも、「今後も再び大雪が発生する見込み」と警戒を呼びかけている。

ドライバーからの要望に応えて開発された「車載用防災ボックス」は、「自動車運転中に豪雨や豪雪など突然の災害が発生した場合には、交通渋滞に巻き込まれ、車中に長時間閉じ込められる恐れがあるため、こうした時でも安心して過ごしていたくために開発した商品だ」と同社。いざという時の自身のために備えてほしいと訴えている。

今回のミニボックスは、10 月に発売した「車載用防災ボックス」よりもコンパクト設計(長辺240mm、短辺155mm、高さ 130mm、重量1.3kg)になっており、収納スペースが少なくてすみ、手軽さも特徴。

アレルギー対応の非常食をラインナップ
アレルギー対応の非常食をラインナップ

ボックスの材質は、特殊な断熱材を使っており、夏場の高温の環境下でも温度の上昇を抑え、品質の劣化を防ぎながら、車内で保管し続けることができる。

ボックス内の商品は「携帯おにぎり・わかめ」(42g×1袋)、「携帯おにぎり・昆布」(42g×1 袋)、「ライスクッキー・いちご味」(8枚入×1 箱)、「保存水・富士ミネラルウォーター」(500mlPET×1 本)、「携帯トイレ」(2 回分×1 袋)、説明書1枚。

水で戻すだけで食べられるアルファ米とライスクッキーは、アレルギー物質(特定原材料等)28 品目不使用の商品なので、食物アレルギーがある人でも安心して食べられる。水は飲料分も含めて1本入っており、水分補給が可能。携帯トイレは1袋で2回使える。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。