サントリーは、医療機関向け消毒用アルコールの出荷を4月28日から開始し、消毒薬需給ひっ迫の解決に取り組む。
今回の提供量は、一斗缶(18L)192缶(3456L)。大阪工場の上新原十和工場長は「医療機関等で手指消毒用のアルコールが不足しているとうかがい、アルコールを提供させていただく。少しでもお役に立てれば幸い」とコメント。製造費用は全て同社が負担する。
サントリーグループでは海外でも同様の取り組みを進め、アメリカ・スペインで消毒用アルコールを提供。インドネシアでは防護服やマスクを提供している。カナダでも消毒薬の生産を検討中だ。