ローソンは1日、スマホやパソコンで各店舗の混雑時間帯の確認を可能とした。
同社ホームページ内にある「店舗混雑状況」のコーナーで住所や店名を入力すると、その店舗の混雑状況が確認できる。
この表示画面は、店舗ごとに来店客のデータを分析して比較的混雑している時間帯と混雑が少ない時間帯に区別されたものとなる。
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急事態宣言後も食料品や生活用品を扱うインフラとして営業を続けていくため、同社は来店客に「時間の分散」と「距離の分離」をお願いしている。
時間の分散のお願いでは、4月22日から店頭で混雑時間帯が確認できるポスターを掲出。今回はその一環として、スマホやPCを通じて確認できるシステムを導入した。
距離の分離では、床に足跡マークを貼り、1m以上の間隔で並ぶことを推奨してソーシャルディスタンスを徹底。ソーシャルディスタンスを説明したポスターの掲示や店内放送での告知を行っている。
《参考》ローソン店舗混雑状況 検索サイト
https://lawsonkonzatsu.blob.core.windows.net/view/index.html#/
セルフレジ運用店舗が拡大 2か月で2.5倍に
また同社は7日、キャッシュレス専用のセルフレジ運用店舗が2月末から2か月で2.5倍の約4千500店舗になったと発表した。これに伴い、ローソン店舗でのキャッシュレス決済比率も伸長。19年9月の約20%から今年4月末時点で約30%となった。
ローソンが全国の店舗に設置しているPOSレジは、店側の簡単な操作でセルフレジに切り替えることができる。
セルフレジは、来店客が店舗従業員と接することなく、キャッシュレス決済が可能となることから、新型コロナウイルス感染予防の点で来店客からのニーズも増えているという。