逆光線(コラム)弁当に詰められた世界
カナエ モノマテリアルパッケージ

弁当に詰められた世界

今さらながら最近、弁当づくりにハマっている。もともと料理好きというのもあるが、メタボ対策と節約を兼ねて内勤日限定で始めた。凝り始めるとつい人さまの中身も気になる。

▼さっそくネットやSNS、料理アプリで調べると、その情報量の多さに驚いた。料理研究家や企業発信のものもあるが、一般人による投稿がほとんど。日々の記録を写真で綴ったものから、ベテラン主婦の工夫や技を丁寧に解説したものもあり玉石混合。共通する秘訣は、“頑張り過ぎないこと”らしい。

▼ニチレイフーズの調査によると、弁当づくりで最も重視されるのが時短調理。身支度で忙殺される朝には、さほどコストは気にならないようだ。平均作成時間は全国平均18分05秒。市販や自家製の冷凍食品を上手に採り入れ、フライパンで炒める時間を短縮するためにレンチン技を活用。前の晩の残りものも味を変えて装い新たに登場する。

▼あの小さな空間に前菜、メーン、主食、デザートとフルコースが揃っている様子は圧巻だ。世間ではキャラ弁やメッセージ弁当が話題になりがちだが、各家庭の事情と技が集結した日常的な弁当こそ興味深く、何とも言い難い世界観を感じる。

関連記事

インタビュー特集

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...