外林 アドマイヤーカンパニー実現へ

増収増益、経常率1%超を達成

菓子卸・外林は、本社を福山に置き、西日本を中心に独立系卸としての存在感を放っている。

2015年度は総売上高481億円(5・8%増)、純売上高448億円(5・5%増)、経常利益額5・3億円(19・0%増)、経常利益率1・2%(0・19%前年増)となり、増収増益を達成した。外林グループとしては、純売上高591億円(2・0%減)、純売上高552億円(2・0%減)、経常利益5・5億円(8・5%増)、経常利益率1・0%(0・1%前年増)。減収だったが増益を確保し、経常利益率も1%を獲得した。

浦上和明会長は「外林は前43期、久しぶりの増収増益、増益率で終えることができた。これも仕入先をはじめ関係取引先のご支援、従業員のたゆまぬ努力のお陰と感謝申し上げる」と前置きした上で、営業アシスタントシステムの確立を進めると同時に、新営業・チーム営業によるユーザーニーズに対応できる体制づくりに力を入れる方針を示した。

(8月24日付本紙より一部抜粋。このほかエヌエスグループの今期戦略、菓子問屋・関口の秋季大見本市展示会に関する記事を掲載しています)

外林・佐藤治男社長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
外林・佐藤治男社長