4 C
Tokyo
4.2 C
Osaka
2026 / 02 / 21 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「森永甘酒」チルド参入 飲みやすさと新容器で若年層開拓
KNOWLEDGE WORK 20260303

「森永甘酒」チルド参入 飲みやすさと新容器で若年層開拓

森永製菓は甘酒トップシェアの「森永甘酒」シリーズで従来からのドライ(常温)の展開に加えて新たにチルド(冷蔵)市場に参入する。

チルド専用品の「甘酒」2品を3月26日に新発売した。同2品は厳選された国産の酒粕と米麹をブレンドし、コクがありながらも甘さを抑えたすっきり飲みやすい味わいが特徴。酸味料と香料は不使用。近年、伸長し続ける甘酒市場の中でもチルド甘酒市場の急伸を受けて開発された。

チルド市場の可能性について、取材に応じた鈴木達也営業本部菓子食品営業部食品・ウイダー営業グループマネジャー(取材当時)は「スーパーの店頭ではチルドの甘酒の品揃えが拡充している。われわれのドライの甘酒は製菓材やデザート売場に並べられることが多い。チルド売場はお客さまが回遊しやすく、われわれの売場に来られる前にチルド売場で買われる現象が起きている」と語った。

酸味料・香料不使用の無添加品質で、国産米100%を使用。125㎖と1ℓの2品をラインアップし、1ℓにはテトラ・ジェミーナ・アセプティック容器を採用。これにより1ℓは握りやすく、軽い力でキャップを開封できるほか、開口部には広く傾斜がついているので液ハネせずスムーズに注げて衛生的となっている。

店頭映えする視認性のある容器で20~40歳代の甘酒チルドユーザーを獲得していく。「ドライ商品との若干のカニバリはあるかもしれないが、チルドユーザーは基本的にチルド商品だけを買われる傾向にある」とみている。

「森永甘酒」全体のポートフォリオは「森永甘酒」(190㎖缶)、「冷やし甘酒」(190㎖缶・1ℓ紙)の定番品に「森永のやさしい米麹甘酒」(125㎖紙・1ℓ紙)と「森永甘酒チルド」を加えた主に3カテゴリーを柱に位置付けている。

甘酒市場は昨年12月11日に放映されたテレビ朝日系「林修の今でしょ!講座」の効果で息を吹き返している。「前半が苦戦したが、テレビ効果で昨年4月から今年3月までの年間では2、3%増となりそうだ」とみている。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。