逆光線(コラム)イベントラッシュに頭抱える現場

イベントラッシュに頭抱える現場

「今年は春以降、毎月何かある」と卸売業の幹部がぼやいていた。気がつけば、10月に予定されている消費増税の実施まであと半年余り。対策をたずねると「それよりも目の前の10連休。あまり先のことを言われても」と難しい顔。あっという間に秋が来る気もするが、確かにそこにたどり着くまでに、越えるべき山は多い。

▼来月末から始まる超大型連休、そしてもうすぐ発表される新元号。本来なら業界にとって、需要喚起のチャンスにしたいところ。実際、春の展示会では元号に絡めた平成のヒット商品やロングセラー、祝賀ムードを演出する売場企画などを数多く目にした。

▼しかし、現実には連休中の物流問題、人材の確保をどうするかなど、商売以前に取り組まなければならない煩雑な課題が目白押しだ。さらには、人手不足が原因の1つでもある値上げラッシュが与える影響も気になる。増税に関しても異なる税率や還元策への対応など、手間のかかることばかりが目につく。

▼「働き方改革が叫ばれるごとに、やるべき仕事が増えている」。現場で聞いた正直な声である。

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