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日清製粉ウェルナ 即食マーケットに挑戦 常温レンチン「やみつき麺」

 日清製粉ウェルナは、食に対する消費者ニーズの変化をチャンスに生かすべく即食マーケットの開拓を加速させる。26年秋は「マ・マー」ブランドの新商品として、袋ごとレンジ調理の「レンジでもち旨!やみつき麺」シリーズ、耐熱皿に移してトースターで焼くだけの「これ焼くだけ!ラザニア」などを発売する。

 6日に開催した新製品発表会の席上、岩橋恭彦社長は「今秋は『本格』『利便』『即食』『健康』をキーワードに開発した。消費者の食卓ニーズが変化する中、単身者や若年層を中心に“調理工程(献立作成・調理の下準備・後片付け等)のキャンセル”が一段と増えている。代替の手段には冷凍食品、総菜、電子レンジの利用が多い。当社は調理時間を短くできる即食対応の商品を強化する」などと話した。

 「レンジでもち旨!やみつき麺」シリーズは、「カレー味」「焼きそば味」「ナポリタン味」の3品。製品をレンジでそのまま1分50秒加熱し、袋を開けて混ぜればそのまま食べられる。卵、マヨネーズ、チーズなどのトッピングもおすすめ。常温で賞味期間が13か月と長いこともポイント。190g、価格は税込292円。

 「これ焼くだけ!ラザニア」は、ミニラザニアとソースの全部入り。一般的なラザニア製品はフライパンでの調理工程が必要だが、本品は耐熱皿に移してトースターで焼くだけで完成する。240g、同464円。

 即食商品について、岩橋社長は「生活者の調理はますます時短傾向にあり、お湯を沸かす方も減っている。常温品は保存が便利で利用しやすい。本格感やボリューム感のある冷凍品との両輪で展開したい」と述べた。

 既存品では「青の洞窟」が今春のリブランディング効果で好調だ。大谷翔平選手起用のCMも後押しになっている。

岩橋恭彦社長
岩橋恭彦社長

 今秋は冷凍パスタ「同Piccolino」に「バジルの香り広がるジェノベーゼ」をラインアップ。ワンランク上のおいしさを手軽に楽しめる。250g、オープン価格。

 「青の洞窟」では、EC向けに「La Vita(ラ・ヴィータ)」シリーズを立ち上げた。インパクトのある香りと味わいを追求したパスタソースとして「焦がし香満ちる濃厚ボロネーゼ」と「七味の香辛アラビアータ」を商品化。公式ストアのほか、大手ECモール等で10月から販売。同896円。

 同社は「重視したのは『青の洞窟』が届ける体験価値。ECで製品ストーリーに触れ、期待感を持って購入していただくことで、ブランドの世界観を醸成していきたい」としている。

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