逆光線(コラム)新生活の春 受験応援商品で気づいたこと
カナエ モノマテリアルパッケージ

新生活の春 受験応援商品で気づいたこと

 4月、新生活の季節が始まる。愚息もこの春、めでたく高校に進学する。ついこの間まで幼子だったのが、あっという間に成長した観がある。中学3年間はことさら早かった。日本がアメリカを3-2で下した前回のWBCの開催が2023年。WBCの映像が流れる家電量販店で、中学進学を控える息子にスマホを買い与えたのを昨日のことのように覚えている。

▼振り返ると親として初めて受験だった。どちらかというと放任だったが、受験シーズンが佳境に入ったあたりから気を遣うようになった。ウイルス対策など子どもにうつさないための体調管理を心がけるとともに、やたらと験(げん)をかつぐようになった。

▼受験応援の飲料や食品も買い与えてみたところ、当事者に近い立場になって気づいたことがある。それは受験応援商品の消費後に残されるパッケージの扱いだった。捨ててしまうと落ちてしまうような気がしてしまうのだ。

▼古くなったお札やお守りのように、受験応援商品においてもお焚き上げのような儀式が必要かと考える。かくしてわが家には受験を終えた今も「キットカット」の空箱が転がっている。

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