サントリー東海・北陸営業本部は26年、前年比3%の販売増(酒類トータル、金額ベース)を目指す。秋に酒税改正を控えるビール類は、「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」「サントリー生ビール(サン生)」「金麦」を注力ブランドと位置付け営業活動を推進。年間目標(数量ベース)として、「プレモル」と「金麦」が前年並み、「サン生」は14%増を狙う。2月17日には名古屋市内で地区方針発表会が開催された。
東海・北陸エリアは25年、酒類計(金額ベース)前年比4%増の着地。ビール類(数量ベース)は主要ブランド別で「プレモル」6%減、「サン生」4%増、「金麦」ブランド1%増、ノンアルコールビール4%増となった。
地区施策では、IGアリーナとのファウンディングパートナーシップ契約による同施設での店舗営業をはじめ、地元醸造メーカー・ナカモの看板商品「つけてみそかけてみそ」公認生ビールとしての販促、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとのオフィシャルパートナー契約に基づくコラボ企画、義援金・ボランティア・お祭り支援など多面的な能登復興支援活動等を展開。これらは26年も継続して取組んでいく。
今年は、10月の酒税改正をにらみ、春には「プレモル」「サン生」「パーフェクトサントリービール(PSB)」のリニューアルを、10月には「金麦」ビール化を実施。ビールカテゴリーの布陣を強化する。
地区施策としては、「プレモル」は「感動体験イベント」と銘打った試飲イベントを静岡(3月)、名古屋(4月)、金沢(6月)で開催。
「サン生」は、全社施策である、Jリーグとのパートナーシップによるコラボ企画を用意した。東海・北陸はサッカーが盛んで、強豪チームも多いことから、地元ファンを巻き込んで大きなうねりを作っていきたい考えだ。
「酒税改正でお求めやすい価格になるので、より『サン生』を楽しんでいただけるきっかけも増える。缶のみならず、瓶・樽も含め昨年以上に取り組みを強化していきたい」(津田麻子取締役専務執行役員営業部門セールスマーケティング社長)。
「金麦」ブランドは、新ジャンルの価格帯のままビール化を実施。東海・北陸エリアは、地域特性としてビール類に占めるエコノミーカテゴリーの構成比が全国と比べ高い。25年も金額ベースで前年比6%増と全社平均(3%増)を上回った。
尾関弘樹東海・北陸営業本部長は「今年1月から津田の後任として着任した。私は岐阜県各務原市の出身。生まれ育ったエリアで皆さまとともに仕事をさせてもらうことを本当にうれしく思っている。地域の皆さまにサントリー製品で楽しい生活、明るい生活、豊かな生活をしていただけるよう取り組んでいく」と抱負を語った。


