国分西日本は2月3日、帝国ホテル大阪で「春季展示商談会」を開いた。397小間(メーカー269、開発・専売商品60、企画68)で約6000アイテムを展開。1500人(メーカー・社員含む)が来場した。
今回のテーマは「『買いたい』のビッグウェーブを巻き起こす」。企画コーナーでは「健康」「猛暑対策」といった今年上期の注目ポイントを挙げ、それぞれについて年代別に分析、提案した。例えば「暑さ」に対しては親子で夏を楽しむ30~40代、暑い外ではなく家で飲む50~60代、体を気遣いながら夏らしい食事をとりたい70代以上のそれぞれに合わせた商品を紹介。
「これまでも年代別の提案は行っていたが、さらに深掘りした。暑さ対策に関しては、小売業からも早めの仕掛けが求められている。今年はスポーツイベントも目白押しで、それらも絡め提案していきたい」(マーケティング部・道辻浩一部長)。
グループ各社もそれぞれ工夫を凝らした。パン粉の旭トラストフーズ(岡山市)は、淡路島の玉ねぎや四国のゆず風味に仕上げたラスクを提案。金田朋宏社長は「ラスクでも地域性を打ち出せることを示し、新しい販路を探りたい」と強調する。
昨年グループ入りした酒類卸のエスサーフ(大津市)は、家庭で手軽に飲むお酒をコンセプトにした「うち呑み純米酒」シリーズを試飲提供。小澤康二社長は「これまでは地元中心の販売だったが、国分のネットワークを使い全国へ発信し、『地域密着・全国卸』を具現化する」と力を込める。
地域共創のブースには和歌山や岡山、山口などから企業が参加。香川からは地元産の原料を使った麺やソースを各社が売り込んだ。香川県交流推進部は「県の特産品を知ってもらうとともに、各社のチャンスを広げたい。量販店からのニーズも高まっている」と期待を示す。
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川野政治社長に話を聞いた。
昨年は万博で「だし麺」を発信し大変好評をいただいた。先日はテレビ番組でも「だし麺」がランキングの1位、3位となり、一時供給が追い付かなくなるほどだった。
地域共創の活動においては、地方を元気にするために国分を活用してもらい、得意先には売上を伸ばしてもらう。こうした例を一つ一つ増やし、今回のテーマである「買いたい」のビッグウェーブを起こしたい。
