加工食品即席麺・即席食品明星食品 カップ麺のデザイン考える出張授業 地元小学校で
カナエ モノマテリアルパッケージ

明星食品 カップ麺のデザイン考える出張授業 地元小学校で

 明星食品は12月19日、CSV経営の一環で行っている地域共創プロジェクト「もぐもぐClassroom」として、本社近隣の千駄谷小学校(東京都渋谷区)で社員による出張授業「もぐもぐClassroom」を実施した。テーマは「デザイン」。小学5年生57人が参加し、授業の内容を踏まえて各々が考えたカップ麺のデザイン作りに挑戦した。

 目的は「地域とのつながりを深め、明星食品のファンを増やすこと」で、4年目の活動となる。25年は6月と9月に「フードロス」をテーマに実施し、12月は3回目となる。

 授業では、社員が「デザイン」の基礎やポイントを解説。「商品の特長を見た目で伝えることが大切」とし、主力品「一平ちゃん夜店の焼そば」のパッケージでは「屋台の焼そば」「おいしそう」「こってり」「味が濃そう」などを訴求していると紹介した。また「明星 麺神」を引き合いに、「超もっちりした麺」と「本格ラーメン店のような味」を文字、色、写真やイラストを使って表現する具体的な方法も説明した。

 その後はクイズを出題。「ご当地」「健康」「和風」「幼児向け」などの商品特長をうまく表した即席麺のデザインを当てる内容で、児童からは活発に手が挙がった。

 続いて子どもらがカップ麺のデザイン作りに挑戦。「どこで」「だれに」「いつ」「どんな特長」をキーワードに、明星食品の社員にもアドバイスをもらいながら、独自のアイデアに想いを巡らせた。

 児童は冬休みの間にデザインを完成させ、次回2月頃の出張授業で上位作品が決定する。

木所敬雄取締役マーケティング本部長(写真中央)
木所敬雄取締役マーケティング本部長(写真中央)

 終了後、木所敬雄取締役マーケティング本部長は「普段の国語や算数の授業と違って、デザインを考える授業に明確な答えはない。家族や周りの方々とも話して良い作品をじっくりと考えて欲しい」と呼びかけた。

 今回、同社からは開発・生産・営業・マーケティング・人事など部門を越えて総勢16人が参加。「子どもたちの柔軟な発想に驚いた」「普段の仕事とは違う学びや刺激があった」などの感想が聞かれた。プロジェクトリーダーでマーケティング本部デザインルームの宮宗耕平課長は「企画が4年目を迎え明星のファンづくりに手応えを感じる。今回の授業でもわれわれが予想できないようなラーメンのアイデアで出てくることを期待している」などと話した。

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