ファミリーマートのリテールメディア事業が大きく伸長している。細見研介社長は「想像以上の反響で、海外企業からの注目も非常に高い」と話す。店舗を情報発信の場として活用したいとの提案は相次ぎ、広告出稿は食品だけでなく、保険や金融などにも広がっている。
細見社長が重視するのは「コンビニには人がいる」という点だ。「買い物には温かみが必要で、無機質な売場では続かない。店員のちょっとした声掛けや存在感が大切。このヒューマンタッチをデジタルとどう掛け合わせるかが価値になる」と述べ、将来的に500億、1000億円と規模の拡大を狙えると見通す。
さらに、自社アプリ「ファミペイ」は約3000万ダウンロードに拡大、購買データを活用して店舗の接客・体験とデジタルを組み合わせた情報発信を可能にしている。
リテールメディアとの連動で、“人がいるコンビニ”の価値をさらに高め、店舗とデジタルの一体化による新たな顧客体験を創出していく。
