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ロート製薬 健康食品販売強化 東南アジア漢方薬企業と協業

 ロート製薬は、グループでシンガポールの漢方薬製造販売企業「余仁生(ユーヤンサン)」と協業し、「Vital Origin(生命力の源)を養うセルフケア習慣」を日本市場で提案していく。

発表会で瀬木英俊社長
発表会で瀬木英俊社長

 第一弾「余仁生 冬虫夏草(とうちゅうかそう)」(健康補助食品)を26年3月から同社等のオンラインサイトで発売する。ロートは目薬などを販売する中、内服薬含むサプリメント等食品商品群は「伸長している」(瀬木英俊社長)こともあり、内服・食品部門の売上構成比16%を、今後も余仁生商品の拡大等で、「30年に20%」(同)を目指す。

 余仁生は1879年創業の老舗で、シンガポール、香港、マレーシアを中心に180の店舗や漢方薬クリニックを運営する東南アジア最大級の漢方薬製造販売会社。ロート製薬は三井物産とともに余仁生の株式を24年に取得し、現在ロートは60%を取得している。

 Vital Originとは、素材がもつ生き抜く力(栄養)で人の生命力(身体)を整える考え方で、症状後の対処ではなく「この時代の生活者に合った、コンディションづくり」(同社)を提案する。

 冬虫夏草は、昆虫に寄生して育つキノコの一種。中でも標高3000メートル超のチベット高山に生息するオオコウモリガに寄生して育つ冬虫夏草は、古くから滋養強壮や活力維持に使用されてきたとされ、同商品は、そのチベット高山産と遺伝子類似性99%の菌糸体を使用している。100%冬虫夏草の粉末カプセルで、価格は30粒入り税込7020円。

 また、ロート製薬が大阪市内で展開する飲食店「ロートレシピ」では、同カプセル1つ分の冬虫夏草粉末を使用した特別メニュー(税込1890円)を26年1月7~21日に展開する。同社は「Vital Originを養う習慣を体感いただける企画」としている。

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