エスビー食品は、海外事業強化の一環として、2026年に発売60周年を迎える「ゴールデンカレー」ブランドのレトルトカレーを12月から中国で新発売した。
新商品2品は、日本で販売されている「ゴールデンカレー」の伝統を受け継ぎ、中国向けに開発したレトルトカレー。
具材の角切りじゃがいもとにんじんに、たっぷりと加えたソテー・ド・オニオンの甘みと旨みがスパイスやハーブの芳醇な香りを一層引き立てる。トランス脂肪酸はゼロ、肉や肉由来の成分は不使用で、日本国内で製造。温めるだけで、じっくり煮込んだような味わいを手軽に楽しめる。
同社によると、中国の調理済み食品の市場は年々拡大し、今後も拡大が見込まれる。また日本の調理済みカレー食品は、購入意向が8割を超え、中国市場で受け入れられる高い可能性と潜在力があるという。
エスビー食品はカレーやわさび関連製品を中心に、265品目を65の国と地域に輸出・販売している。長期目標として掲げている「2043年に海外売上高比率40%超」達成に向けて、市場特性に応じた製品開発やマーケティング活動を展開中。今後もグローバル市場における競争力を高めながら、持続可能な成長の実現に向けて世界中の人々に「S&B」ブランドの魅力を届ける。
