滋賀県を中心に食品スーパーを展開する平和堂は12月12日、稲沢市で3店舗目となる「平和堂ニッケタウン稲沢店」をオープンした。これで稲沢市と一宮市の2市で7店舗体制となり、ドミナント形成し激戦区での顧客囲い込みを狙う。
東海エリアでは27店舗目で、エリアの売上規模は今期末500億円を突破する見込み。新店は、複合商業施設「ニッケタウン稲沢」に出店していた食品スーパーが9月に撤退したことを受けて、居抜きでの出店。什器などを活用することで準備期間を圧縮した。
商圏は40代から50代の構成比が高く、強みとする惣菜や弁当に力を入れた。弁当や丼をはじめ、店内で手作りしたおにぎり、ベーカリーも豊富に取り揃えた。
青果や精肉売場では「店長厳選」として、競合に負けないお値打ち価格を打ち出していく。
さらに週末には魚屋の寿司で手軽にプチ贅沢が味わえるラインアップを揃える。
一方、足元では生徒700人規模の小学校もあることから、菓子売場など子ども向け商品も豊富に並べている。
