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飲料系酒類クラフトジンで山椒の産地形成を応援 ハウス食品グループなど共同開発

クラフトジンで山椒の産地形成を応援 ハウス食品グループなど共同開発

 ハウス食品グループ本社はエシカル・スピリッツと新たな山椒の産地形成を応援するクラフトジン「Spirits of Terroir―高千穂郷・奥阿蘇 山椒―」を共同開発した。12月10日からエシカル・スピリッツの公式オンラインストアとオフィシャルストアで発売。数量・期間限定で販売する。

 ハウス食品グループ(ハウス食品グループ本社、ヴォークス・トレーディング)は、しいたけ専門問屋の杉本商店、南九州大学、生産者と共同で、宮崎県高千穂郷、熊本県奥阿蘇における山椒の「産地形成プロジェクト」を実施している。

 共同開発したクラフトジンは、同プロジェクトで収穫された実山椒を使用する。そのほか、椎茸の軸、釜炒り茶、へべす、とうきび茶と、高千穂郷や奥阿蘇とゆかりのある素材も複数使用。エシカル・スピリッツの素材の香りを生かす蒸留技術で製造することで、山椒の心地よい刺激と軽快な柑橘の風味が味わえるスッキリしたクラフトジンが完成した。375㎖、税別3200円。

 山椒の「産地形成プロジェクト」は、今年4月に本格始動し、7月に初収穫を実施した。27年の本格販売に向けて、山椒のポテンシャルと製品展開の可能性を幅広く探索している。今後も引き続きハウス食品グループの山椒製品への活用、プレミアム山椒としてのブランド化に加え、酒やスイーツへの活用といった様々な可能性も視野に入れ検討を進める。

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