アメリカン・エキスプレス・インターナショナルはこのほど、地域活性化を目指す「個人経営の飲食店応援プログラム」での支援対象店舗を決定した。4年目の今年は東京、大阪に、新たに福岡の飲食店も対象に加えており、3地域10店舗の飲食店に総額2100万円が提供され、共に地域の活性化を図る。
同プログラムは、地域コミュニティを支える個人経営の飲食店を支援し、地域経済の活性化を目指す取り組み。同社とIDA財団が協働で実施しており、世界では日本、英国など8か国で展開。支援金は、それぞれの店舗の事情やニーズに合わせて、店内の修繕や設備のメンテナンスなどに活用される予定で、地域経済の活性化と共に、街の文化の発展への貢献も目指していく。
今回の支援対象店舗は、東京都墨田区の「The Local Pub 竹の湯 別館」、大阪府寝屋川市の「七穀ベーカリー」などで、助成金の活用について同ベーカリー店は、パン製造設備の更新や喫茶メニューの充実、持ち帰り・発送対応の強化に活用する。
同社の日本代表の須藤靖洋社長は「地域に根ざした運営を続けながら、食を通じて人々をつなぎ、その地域ならではの文化を醸成しているようなお店が選出されている。今後も地域コミュニティに貢献できるよう、さまざまな形でサポートを継続していく」としている。
