飲料系飲料コカ・コーラ「綾鷹」が過去...

コカ・コーラ「綾鷹」が過去最高の販売数量更新の見込み ブランドキャンペーンとおにぎり訴求が奏功 「綾鷹 濃い緑茶」も貢献

 コカ・コーラシステムの緑茶飲料ブランド「綾鷹」の販売数量が今年、過去最高を更新する見通しで推移している。
 10月30日、取材に応じた日本コカ・コーラマーケティング本部トータルティーカテゴリー事業部の脇若英輔ディレクターが明らかにした。

 「綾鷹」は昨年、20・30代の取り込みを図るべく、7年ぶりに大刷新したことが奏功して過去最高の販売数量を記録した。

 今年については「昨年の好調を維持するかたちで間口(飲用層)も奥行(1人当たりの飲用杯数)も伸び、プラス成長を遂げている」と脇若ディレクターは語る。

 今年の好調の要因には、ブランドキャンペーンとおにぎりとのペアリング訴求が奏功したことと、「綾鷹 濃い緑茶」の好調を挙げる。

 「綾鷹」で今年掲げるブランドメッセージは“ヒトクチ、ヒトイキ。自分のリズムでいこう。”。

 宇多田ヒカルさんを継続起用したCMやブランド体験の場の提供によって、様々なノイズで溢れる喧噪の中で自分らしさを見失わず軽やかに生きたいと思う人々に寄り添う緑茶飲料として訴求している。

 その手応えについて「ブランドの認知が向上し、その結果、ユーザーの獲得も順調に進んでいる」と述べる。

 おにぎり訴求施策としては、俳優・上白石萌歌さんが「おにぎり食堂 綾鷹屋」(綾鷹屋)の店主として出演する新CMを3月31日に放映開始。

 加えて3月から6月にかけては都内に「綾鷹屋」を構えて「おにぎりぼんご」や「おにぎり浅草宿六」などの多彩なおにぎりに好適なものとして訴求したところ「消費者に食べ合わせのよさを直に体験していただきご好評をいただけた」ことから、秋に「綾鷹屋」を全国に拡大して展開した。

日本コカ・コーラマーケティング本部トータルティーカテゴリー事業部の脇若英輔ディレクター(右)とマーケティング本部エンドトゥエンドエクスペリエンス部の井上武士ディレクター
日本コカ・コーラマーケティング本部トータルティーカテゴリー事業部の脇若英輔ディレクター(右)とマーケティング本部エンドトゥエンドエクスペリエンス部の井上武士ディレクター

 秋の展開について、マーケティング本部エンドトゥエンドエクスペリエンス部の井上武士ディレクターは「北海道から沖縄まで様々な場所で『綾鷹屋』をオープンした。エリア限定のCMを放映したほか、ご当地の専用おにぎりも開発して各エリアで非常にご好評をいただいている」と説明する。

 「綾鷹 濃い緑茶」は今年5月にリニューアル発売した。
 リニューアルでは、「綾鷹」本体(緑茶)ならではのおいしさを「綾鷹 濃い緑茶」でも強化し、抹茶を「綾鷹」現行品の2倍使用しながら、うまみが続く濃い味わいに仕立てた。

 さらに主要サイズの525mlの容量を650mlに増量して大容量化し10月に2LPETを発売したところ「濃い系緑茶市場の好調を後押している。2LPETでは、家庭内消費という新たな飲用オケージョンを獲得できた」(脇若ディレクター)との手応えを得る。

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