11.3 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2026 / 02 / 13 金曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類キユーピー 髙宮社長が店頭で推奨販売 買い物客とのリアル接点を重視

キユーピー 髙宮社長が店頭で推奨販売
買い物客とのリアル接点を重視

 キユーピーは「キユーピー マヨネーズ」の100周年企画として、髙宮満社長による店頭での推奨販売を実施した。髙宮社長は10月19日、横浜市青葉区の三和 子供の国店の店頭に立ち、「キユーピー マヨネーズ」や「ヴェルデ」「アヲハタ 55ジャム」といったグループ商品を使ったアレンジ手法“まぜマヨ”を買い物客に提案。店頭に立つのは15年ぶりという髙宮社長は「お客様と商品を結びつける要素の1つが現場。主役のお客さまに当社グループの商品の魅力を押しつけることなくお伝えしなければいけない。店頭では限られた時間を大切にしたかった。お客様とのコミュニケーションで得た情報は財産だ」と話した。

 同社では「キユーピー マヨネーズ」100周年の節目としてグループ合同推奨販売を実施。今回の髙宮社長による店頭での推奨販売は、EC化が進む食品業界で経営トップ自らが消費者と対話する「リアル接点」の価値をあらためて定義することなどを目的としたものだ。同時に106年におよぶ企業の歴史と国産マヨネーズの製造販売で100年の歴史がある同社から、ユーザーに対する“感謝”を具現化した。

「SIW」で都市農の可能性を議論

 髙宮社長は10月30日、渋谷区内で開かれた「SOCIAL INNOVATION WEEK 2025」のトークセッションに登壇。渋谷区長の長谷部健氏、渋谷未来デザインの理事・事務局長の長田新子氏、東京大学高齢社会総合研究機構機構長の飯島勝矢氏、東京大学都市工学科教授の小泉秀樹氏とともに、進行中の「SHIBUYA Urban Farming Project」を通じた渋谷区の未来像と課題、プロジェクトがもたらす可能性について議論した。

 トークセッションで食と農の取り組みを披露
トークセッションで食と農の取り組みを披露

 セッションは「食と農がつなぐ健康都市デザイン」をテーマに意見交換が進み、髙宮社長は自社のサステナブルに対する姿勢や「SHIBUYA Urban Farming Project」での食育などの取り組みを報告。自らが講師を務めた小学生対象の出前マヨネーズ教室で得た経験も紹介した。髙宮社長は「小学生とのコミュニケーションを通じて、触れ合うこと、会話すること、作ることが大切と実感した。ブロッコリーが嫌いな子どもも自分が作ったマヨネーズを付けると食べられるようになる。このような取り組みをさらに広げていきたいと思った」と話した。

 会場ではキユーピー、アヲハタと渋谷未来デザイン、スマドリのコラボによる野菜をベースとしたドリンク3種を販売。「飲むサラダ」をコンセプトに野菜とフルーツを掛け合わせるなどし、野菜不足の20~30代の人達に向けて提案した。会期中は学生アンバサダーがブースに立ち、3日間で計60杯を提供。今後も渋谷区内のイベント出店を予定しているという。

SIWで販売したドリンク
SIWで販売したドリンク

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。