精糖メーカーのフジ日本は、砂糖由来の発酵性食物繊維イヌリンを配合した機能性表示食品「SAYUNOMI」を開発。11月5日よりクラウドファンディングサイトMakuakeにて先行販売している。
同社がクラウドファンディングを活用して商品を販売するのは初めての取り組み。12月中旬にプロジェクト終了し、12月下旬にはリターン発送予定としている。
SAYUNOMIは健康のために白湯を飲む習慣に着目。「新しい行動を増やさず整える健康」を実現することを目的として商品開発に至った。
同社独自の機能性表示食品イヌリンを配合。白湯に混ぜて毎朝摂取するだけでお通じの改善や保湿力・弾力といった肌の健康を助ける機能が期待される。
また、こだわり原材料として国産のレモンパウダーやジンジャーパウダーも配合。大さじ一杯(6.5g)で一日分のビタミンA・C・Eが摂れるほか、内側から体をじんわり温める。香料、保存料、甘味料、着色料、カフェインは使用していない。
イヌリンはこれまで業務用として多くの製品に使われてきたが、家庭用SAYUNOMIの開発・販売により「『腸からはじまる、しあわせな毎日』を一人でも多くの方に届けたい」(機能性素材事業部)としている。
クラウドファンディングで得た資金は、腸内環境改善から派生する健康効果を検証するための各試験、エビデンス取得や広報活動に充てる考えだ。


