2.2 C
Tokyo
1.7 C
Osaka
2026 / 01 / 31 土曜日
ログイン
English
トップニュースオタフクグループ 生産能力を強化 国内外に新工場

オタフクグループ 生産能力を強化 国内外に新工場

オタフクグループは工場への投資を進め、生産能力を強化。28年度に海外売上100億円、国内成長率の毎期3%以上という中計の達成を目指す。

今年7月にマレーシアの新工場が稼働。敷地面積9066㎡、延床面積4762㎡、年間生産能力は将来的に旧工場の8倍となる6000㎘を見据える。新設備も導入し「多種多様な要望に対応するとともに、品質の向上を実現する」(国際事業本部・川島大治副本部長)考えだ。今後もさらなる投資を行い「増産体制を整え、世界のハラル調味料カンパニーになる」(同)としている。

一方、国内は関東市場への注力、天かすの拡大などによる既存事業の付加価値向上を方針の一つに挙げる。

日光工場(栃木県日光市)は来年9月の本稼働へ向け、新棟の建設と新設備の導入を進めている。同工場の生産量は約8400㎘で、8割が業務用商品。新工場の稼働により年間生産量は前年比200%を見込んでおり、関東市場のシェアとODM事業の拡大を目指す。

天かす製造のナカガワは26年7月、長崎県大村市に新工場の本稼働を予定。本社も移転する。

方針を発表する佐々木孝富社長
方針を発表する佐々木孝富社長

オタフクソースの佐々木孝富社長はこのほど開いた方針発表会の席上、天かす事業について「様々なメニューと一緒に存在できる可能性の高い食材。日本独特の食文化でもある。各地に根付いた食べ方などを研究し、天かすの市場を広げたい」と強調した。

なお、25年9月期のオタフクグループの業績(仮決算値)は、連結が売上高324億9000万円(前年比102.2%)、経常利益が16億2000万円(同84.5%)。

オタフクソース単体は売上高273億7000万円(同99.3%)、経常利益8億8000万円(81.3%)。海外事業は米国12%増、中国10%増、マレーシア15%増と伸長しグループは増収だったが、キャベツの高騰を背景にした家庭用の苦戦や経費増などにより単体は減収減益となった。

今期はグループが売上高343億1000万円、経常利益10億1000万円、単体が売上高286億6000万円、経常利益7億3000万円で、いずれも増収減益を見込む。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。