加工食品調味料・カレー類「わさび」の違いを体感して...

「わさび」の違いを体感して 金印が初の試食展示会

業務用を中心に加工わさびなどの薬味製品を展開する金印は10月1日、名古屋市の栄ガスビルでわさびの試食展示会を開催した。飲食店や食品メーカーの関係者など約300人が来場し、こだわりの製法や味の違いを学んだ。

同社単独での展示会は初めての試みで、今回は金印国内営業部名古屋支店が主催した。取引の多くが卸業者を通じて行っており、直接使用する飲食店や食品メーカーに対し試食や体験、料理提案を行うことで、こだわりや味の違いについて理解を深めてもらうために企画した。

同社の加工わさびは超低温すりおろし製法を採用しており、マイナス196℃で凍らせてからすりおろすため、解凍した際に初めて酵素反応が起き、おろしたての香りと辛味が感じられる。香りと風味にこだわった定番の「香るおろし本わさび」、肉との相性を考えて本わさびの刻んだ茎をブレンドした「肉用きざみわさび」、北海道産西洋わさびを使った「山わさび」、機能性表示食品の「香るおろし本わさび」など、加工わさびだけでも数十種の商品を揃えている。

新商品「わさびオイル」「ゆずオイル」
新商品「わさびオイル」「ゆずオイル」

会場では、超低温すりおろし製法を体感してもらうため、液体窒素を使って一瞬で花を凍らせる体験。試食コーナーでは、清々しい爽やかな香りの本わさびとシャープで強い辛味の西洋わさびの食べ比べ、安城市の七福醸造の白だしにきざみわさびでアクセントを加えたしゃぶしゃぶなど。さらに今年8月に新発売したフレーバーオイル「わさびオイル」「ゆずオイル」を使ったサンドイッチやパスタも並べ、オイルをかけるだけで爽やかな風味が加えられる簡便さをアピールした。

このほか商品展示コーナーでは、本格的なわさびの風味や辛味を手軽に味わってもらう家庭用の「冷凍薬味」シリーズを紹介。「国産おろし本わさび」は、安曇野産のわさびを100%使用し、2g10食入りの小袋タイプで解凍しやすく、衛生的で使いやすい。担当者は「醤油に溶かさず、生わさびの風味や清々しい香りを楽しんでもらいたい」と話した。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。