昭和産業はこのほど、グループの昭和鶏卵と東京家政大学との産学連携企画「第12回たまごのある暮らしレシピ開発プログラム」最終講評会を開催した。
同大学で栄養学を学ぶ学生から、卵を使ったレシピを募集し、昭和鶏卵の製品パッケージに掲載する企画。大学と企業が連携し、学生がレシピ考案からパッケージデザインに至るまでの過程を通して、実践教育の場を提供するとともに、卵レシピの普及を目的に毎年開催している。
第12回目となる今年度は、「パフォーマンス向上○○パレシピ」をテーマに、タイムパフォーマンス(タイパ)、プロテインパフォーマンス(プロパ)の2部門で、過去最多となる104レシピの応募があった。
書類選考により最終講評会に進出する8人(8レシピ)を決定し、昭和産業グループ社員・大学教職員との試食レシピ検討会、昭和産業の施設見学会など、4か月にわたる学習プログラムを実施した。
最終講評会では、役員・教職員を前に学生たちによるプレゼンテーションと試食審査を実施。作りやすさ・新規性・見た目や創意工夫の各項目で審査し、最優秀賞に「フライパン1つで超簡単!天津飯風たまご焼き」を決定した。

なお、最終講評会進出の8レシピは次の通り。
〈タイパ部門〉「カステラで超簡単!だし伊達巻」(審査員特別賞)、「面倒くさがり屋の菜種焼き」、「フライパン1つで超簡単!天津飯風たまご焼き」(最優秀賞)〈プロパ部門〉「成長期応援!焼き桜えびスコッチエッグ~黄身の、黄身による、君(黄身)だけのソース~」、「彩りぽてたまボール」(昭和鶏卵賞)、「一緒に作ろう!焼きエッグナゲット」、「バナナときなこのタマゴーボウル」、「ツルっと卵の冷製スープ」。
完成した8レシピは来年初夏頃に、昭和鶏卵の製品「たまごのある暮らし」のパッケージに順次掲載され、東京都下を中心に店頭に並ぶ予定。