1.8 C
Tokyo
-0.1 C
Osaka
2026 / 02 / 10 火曜日
ログイン
English
加工食品健康・機能性食品水産分野の研究など 6テーマで知見報告 FK-23研究会

水産分野の研究など 6テーマで知見報告 FK-23研究会

FK-23研究会(南山幸子会長=京都府立大学大学院生命環境科学研究科名誉教授)は20日、都内の如水会館で第二回研究会を開催、関係者約90名が出席した。

同研究会は、ニチニチ製薬(三重県伊賀市、北村良一社長)が開発した殺菌乳酸素材・FK-23の由来成分の作用に関する研究発表の場として昨年発足したもの。同社の「FK-23」「LFK」は、青汁、パン、グミなど健康食品、一般食品で幅広く副素材として採用されている。

竹村茂一・大阪公立大学大学院医学研究科特任教授が今回の大会長を務め、教育講座、特別講演、一般演題など5つのテーマで講演と発表が行われた。

竹村大会長は冒頭、「腸内環境改善や免疫調節機能など乳酸菌は様々な働きがある。中でもFK-23株は死菌だけでなく酵素処理した菌体成分でも様々な効果があり注目されている」とし「研究活動の使命は科学的成果を社会に還元し生活に役立てていただくことだ」と挨拶した。

続いて研究会に入り「乳酸菌生菌・死菌の投与が魚類の生理機能に及ぼす影響」(角田出・石巻専修大学理工学部 生物科学科名誉教授)、「腸と免疫の深い関係 あなたの体を守る見えない力」(藤田隆司・立命館大学薬学部薬学科准教授)が講演。

特別講演では「LFKの腫瘍細胞増殖抑制効果と肺転移抑制効果について」をテーマに日下部守昭・東京大学大学院 農学生命科学研究所 附属食の安全研究センター特任教授が研究成果を発表し「メカニズムを解明し今後のがん治療の新たな選択肢になるよう繋げたい」と述べた。

一般演題では「パフォーマンスにおける乳酸菌FK-23の運動機能および抗酸化能に与える影響」「アデニン誘発性慢性腎臓病モデルラットにおけるLFKの改善効果の検証」をテーマに議論が行われ、市川寛・同志社大学大学院 生命医科学研究科 教授の挨拶で閉会した。なお第三回研究会は来年開催を予定している。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。