中部地盤の卸・昭和と地場スーパー・ヤマナカの共同企画による食育イベント「親子おさかな教室」が8月21日・22日に開催された。会場は昭和のグループ会社で水産物の加工(干物、漬魚、乾物)を手掛けるジョイフーズ小牧工場内のテストキッチン「こまきっちん」。初日に17組、2日目は16組が参加し、干物に関する学習や調理体験に声を弾ませた。
冒頭あいさつで、ヤマナカ・中野雄介専務は「お魚は食べると頭が良くなる、体を作る、未来につながる食べ物。今日はこの3つを覚えて帰って」と参加者に呼びかけた。
ジョイフーズ・宮本貢社長も「今日を機に、干物にちょっとでも興味がわいて、お家で食べたいなと思ってくれたら幸せ」と語った。
プログラムは、工場の紹介からスタート。小牧工場での干物の製造工程をビデオ学習した後、成形・梱包作業風景をガラス越しに見学。

続く「親子おさかな教室」では、干物の加工工程やいろいろな種類の干物の観察を行った。
「親子料理教室」では、ミニピザ作りに挑戦。焼いた干物(縞ほっけ ふっくら酒干)をほぐして、他の具材とともに生地にトッピング。ピザが焼き上がるまでは、干物に関するクイズや干物の焼き方などを楽しく学習した。
最後は、食育体験終了証として、子どもたちにおさかな博士メダルが授与された。
食育教室の後は、メーカープレゼン・商品試食会を実施。紀文食品、東海漬物、丸美屋食品工業、明星食品、マルハニチロ、ニチレイフーズ、ニップン、ハインツ日本の8社が、新商品やイチ押し商品を紹介した。