10.4 C
Tokyo
9.6 C
Osaka
2025 / 12 / 18 木曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会「親子おさかな教室」 干物工場で食育・調理体験 ヤマナカ×昭和

「親子おさかな教室」 干物工場で食育・調理体験 ヤマナカ×昭和

中部地盤の卸・昭和と地場スーパー・ヤマナカの共同企画による食育イベント「親子おさかな教室」が8月21日・22日に開催された。会場は昭和のグループ会社で水産物の加工(干物、漬魚、乾物)を手掛けるジョイフーズ小牧工場内のテストキッチン「こまきっちん」。初日に17組、2日目は16組が参加し、干物に関する学習や調理体験に声を弾ませた。

冒頭あいさつで、ヤマナカ・中野雄介専務は「お魚は食べると頭が良くなる、体を作る、未来につながる食べ物。今日はこの3つを覚えて帰って」と参加者に呼びかけた。

ジョイフーズ・宮本貢社長も「今日を機に、干物にちょっとでも興味がわいて、お家で食べたいなと思ってくれたら幸せ」と語った。

プログラムは、工場の紹介からスタート。小牧工場での干物の製造工程をビデオ学習した後、成形・梱包作業風景をガラス越しに見学。

ほぐした干物を使ってミニピザ作りに挑戦
ほぐした干物を使ってミニピザ作りに挑戦

続く「親子おさかな教室」では、干物の加工工程やいろいろな種類の干物の観察を行った。

「親子料理教室」では、ミニピザ作りに挑戦。焼いた干物(縞ほっけ ふっくら酒干)をほぐして、他の具材とともに生地にトッピング。ピザが焼き上がるまでは、干物に関するクイズや干物の焼き方などを楽しく学習した。

最後は、食育体験終了証として、子どもたちにおさかな博士メダルが授与された。

食育教室の後は、メーカープレゼン・商品試食会を実施。紀文食品、東海漬物、丸美屋食品工業、明星食品、マルハニチロ、ニチレイフーズ、ニップン、ハインツ日本の8社が、新商品やイチ押し商品を紹介した。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。