ファミリーマート 8月末に政府備蓄米1700トン完売へ 小容量パックなど好評

ファミリーマートは28日、6月から販売してきた政府備蓄米が、8月末までに全量販売される見込みであると発表した。

数量は店頭販売用の1000トンと弁当などに使用する中食用の700トンを合わせた合計1700トン。

店頭では、令和3年産の国産米を使用した1kg(税込388円)と2kg(同756円)の小容量パックを販売。

オンラインストア「ファミマオンライン」では2kgパックを予約制で取り扱い、店頭で受け取れる仕組みを導入した。

7月下旬からは備蓄米を使用した中食メニューを手ごろな価格で展開。「30種類以上のスパイスが決め手のこだわりカレー」(税込295円)、「コク旨!香ばし炒めの玉子炒飯」(同368円)、「いなり寿司3ヶ入」(税込198円)などが好評だった。

同社は「消費者から価格の手ごろさや小容量の利便性などが評価され、当初の計画通り8月末までに全量販売の見込みとなった」としている。