日本気象協会 従業員の家族招き見学会 家族コミュニケーションの一助に

一般財団法人日本気象協会は、このほど東京都豊島区池袋の本社オフィスに従業員の家族を招き、「オフィスカミングデー2025 SUMMER」を行った。職場の様子を従業員の家族が知ることで、従業員の仕事に対する愛着心がわき、家族とのコミュニケーションも高まることから、昨年より実施。今回は新たなプログラムも加え、午前と午後の部に分かれ、多くの家族が訪れた。

日本気象協会を理解するために、まずは協会活動をわかりやすく解説。今年で創立75周年を迎えた日本気象協会は協力会社を含めて全国約1,000人の社員が働き、主な活動は気象予測とコンサルティグ。世界中の機関が集めたデータを再加工してテレビ局や新聞社を通じて一般に届け、その気象情報は天気予報専門メディア「tenki.jp」にも使われている。スーパーでは天候によって食品や飲料の売れ行きが変わるため、この先のお天気はどうなるかや、翌年のお天気はどうなるかを予測することで企業活動に役立てている。

撮影スタジオでお天気キャスターを実演
撮影スタジオでお天気キャスターを実演

オフィスツアーでは、実際に社内に入り、業務や仕事の内容や見学。天気予報以外にも防災やエネルギー、電力の需要予測など様々な活動を行って様子を視察。撮影スタジオでは、天気図に向かって指示棒を持ちながらお天気キャスターを経験した。