12.1 C
Tokyo
9 C
Osaka
2025 / 11 / 30 日曜日
ログイン
English
加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品パインアップル缶詰協会が通常総会 新会長に伊藤忠商事・米田氏
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

パインアップル缶詰協会が通常総会 新会長に伊藤忠商事・米田氏

日本パインアップル缶詰協会は6月19日、東京・スクワール麹町で令和7年度の通常総会を開催した。役員の交代では、新会長に米田禎氏(伊藤忠商事食料カンパニー生鮮食品部門農産・水産部長)、理事に石原廣氏(三井物産)、長塩政明氏(カーギルジャパン)、松木義弘氏(明治屋)を選任した。

24年度のパインアップル缶詰輸入量は134万5000函(うちTQ品133万3000函、課税1万3000函)、前年比2%増。エルニーニョによる干ばつやエネルギー価格の上昇、円安の影響で、輸入価格が年平均203円/㎏(前年比15%増)と高値で推移する中、前年並みの輸入量を確保した。

一方、国産(沖縄産)は栽培面積が9年連続で増加した後、23年は減少し、24年度は再び増加したものの、昨年夏の台風6号の影響や高温が続いたことで、原料搬入量は前年並みの1510tにとどまった。また、小玉化で柔らかい実が多かったことで歩留まりが低下。国産パイン缶詰の生産実績は、計画の55%程度にとどまり、過去最低だった前年度並みの1万6000函と厳しい結果となった。こうした中で、令和7年度のパインアップル缶詰関税割当数量は前年から1300t減少の3万5800t(175万函)、抱き合わせ比率は1:62・5で、38社にTQ証明書が発給された。

総会の模様
総会の模様

総会後の懇親会で、米田新会長は「2年連続で沖縄産パインアップル缶詰の生産量が落ち込み、輸入品も天候不順やエネルギーコストの上昇、円安の影響で価格が高騰する厳しい状況にあるが、わが国パインアップル缶詰産業の健全な発展に尽力していきたい」と抱負を語った。

協会では今年度も引き続き、沖縄産パインアップル缶詰の生産振興に取り組むとともに、パインアップル缶詰の消費拡大に向けた普及活動を推進。沖縄県産パインアップル缶詰を使用した料理シリーズ缶詰やパウチ等の開発も進める。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点