17.8 C
Tokyo
16.9 C
Osaka
2025 / 11 / 10 月曜日
English
流通・飲食小売イオンスタイル竹の塚 地域最大級でデリカと冷凍食品を展開 地元住民の声を反映した売り場づくり
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

イオンスタイル竹の塚 地域最大級でデリカと冷凍食品を展開 地元住民の声を反映した売り場づくり

イオンリテールは6月26日、東京・竹ノ塚駅から徒歩約5分に足立区内2店舗目となる「イオンスタイル竹の塚」をオープンした。「ヤマダデンキ」新店の1階に入居するもの。事前に地元コミュニティらと座談会を開くなどきめ細かくニーズを検証し、デリカや冷凍食品は地域最大級の品ぞろえをそろえた。

オープニングセレモニ―で古澤康之社長は「竹の塚周辺はこれから大きく発展していくエリアとのことで期待している。店内では当社自慢の生鮮品や惣菜をはじめ、日用品も展開。お客様の暮らしに必要な商品がワンストップでそろう」などとあいさつした。

食品・日用品売り場の主な商圏は約1・5km内を想定。周辺は長く住むシニア層のほか、近年は都心へのアクセスが良いことから子育て世帯も増えている。

地元ソウルフードの「えびクリームライス」
地元ソウルフードの「えびクリームライス」

注力した惣菜では、こだわりのメニューを量り売りする「リワードキッチン」、店内で生地から焼き上げまで手作りする「ピッツァソリデラ」を導入。地元の学校給食で提供されるソウルフードの「えびクリームライス」(本体398円)も野菜をプラスしたオリジナルメニューで販売する。

冷凍食品は1000品目を展開。定番品から人気のワンプレート、レストランブランド、ご当地アイスなどをそろえた。

事前のヒアリングで地域住民からニーズの高かった鮮魚コーナーも充実。豊洲市場を中心に旬の逸品を豊富に仕入れ、対面販売で三枚おろしや切り身にも対応する。

今後に向け、平野良一店長は「地域のニーズにしっかりと応えていきたい。ヤマダデンキの最新家電とコラボした推奨販売なども検討できれば」と話した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点