13.1 C
Tokyo
17 C
Osaka
2025 / 11 / 13 木曜日
English
加工食品乾麺・乾物「うまい海苔」1位に千葉産 海苔テイスティングコンテスト
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「うまい海苔」1位に千葉産 海苔テイスティングコンテスト

大森本場乾海苔問屋協同組合は5月17日、東京都大田区の大森海苔会館で「第44回海苔テイスティングコンテスト」を開催した。海苔商社などから30人超が参加し、「産地あて」「うまい海苔」の2つのコンテストを楽しんだ。

イベント冒頭、古市尚久理事長は「海苔の町・大森をアピールする大事なイベント。今年の海苔を食べ比べできる貴重な機会でもある」とあいさつ。続いて登壇した鈴木晶雅大田区長は「海苔愛を世界に向けて発信してもらいたい」と述べた後、コンテストに挑戦。

㊧古市尚久理事長(大森本場乾海苔問屋協同組合)/㊨鈴木晶雅区長(大田区)
㊧古市尚久理事長(大森本場乾海苔問屋協同組合)/㊨鈴木晶雅区長(大田区)

「産地当てコンテスト」は令和6年度漁期に生産された6種類の海苔を食べて産地を当てるもの。産地、入札日、汐回数、等級、札値などの情報を参照しながら、どれがどの海苔なのかを特定する。味や色、食感のみならず、汐回数や入札時点の相場と札値とのバランスなども判断材料に加える必要があり、難易度が高い。結果、全問正解者は4人のみ。5問正解は0人、4問は7人、3問0人、2問5人、1問11人、正解なし11人。産地当ての難しさがうかがわれた。

「うまい海苔コンテスト」は、それぞれ産地の異なる11品の海苔に対して1~3位を投票するもの。37人中15人が1位に選び、千葉・金田は石渡誠氏が生産した等級「重特」が最優秀賞を受賞した。また宮城・鳴瀬の東松島漁業生産組合①で生産された「寒流一番摘み黒優」と、愛知・西尾味沢の岩瀬明彦氏が生産した「冷◯重重優」の2品が優秀賞に輝いた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点