加工食品乳製品・アイスクリーム関東アイスクリーム協会理事長 福祉施設に9300個寄贈 60年超える継続支援

関東アイスクリーム協会理事長 福祉施設に9300個寄贈 60年超える継続支援

関東アイスクリーム協会は、1964年から60年以上継続している福祉施設へのアイスクリーム寄贈活動を今年も実施した。協賛するメーカー13社による計9300個のアイスを、東京都社会福祉協議会の東京善意銀行を通じて、都内13か所の福祉施設に届ける。

6月2日に東京都社会福祉協議会(新宿区)で目録贈呈式が行われ、関東アイスクリーム協会の河野泰幸理事長は「近年のアイスは添加物や素材にも配慮して作られ、安心して楽しんでいただける。アイスに触れる機会をさらに増やし、多くの人に召し上がっていただければ」と語った。

5月9日の「アイスクリームの日」には、全国8か所で計1万個のアイスを配布するサンプリングイベントも実施。整理券が即座に配布終了となるなど、好評を博した。河野理事長は「かつては夏の嗜好品だったアイスも、冬に楽しむ習慣が定着しつつある。“ただいまアイス”や“ウェルカムアイス”のように、お茶代わりに出す文化も生まれている。こうした習慣がさらに広がればいい」と展望した。

東京都社会福祉協議会の鳥田浩平副会長は、「長年にわたりアイスクリームを福祉施設に届けていただき心から感謝申し上げる。これだけの長期間にわたって継続的にご支援をいただけるのは、関係者の皆さまの努力の賜物」と感謝の言葉を述べた。

同協会の寄贈活動は、東京オリンピックが開催された1964年に開始し、アイスの需要期に合わせて実施されてきた。味の多様さに加えて栄養価も高く、高齢者施設などでも喜ばれているという。なお、同協会は社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会にも協賛メーカー16社による計3142個のアイスを寄贈した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。