JR東日本クロスステーションは、JR東日本の東京駅改札外で地産飲料商品のみを集めた自販機を5月28日から展開している。
ラインアップは、「青森りんご」シリーズなどの280ml入り果汁飲料・低果汁飲料6種と、500ml入りの「塩&柑橘」「信州そば茶」の計8品。季節に合わせ、商品は順次切り替えていく予定となっている。
過去、「青森りんご」シリーズのみを集めた「りんご自販機」などは展開していたが、地産飲料にフォーカスした自販機は同社初となる。
同自販機の目的は、東日本エリアを中心とする「アキュアメイド」ブランド地産飲料の魅力発信にある。
5月28日、取材に応じたJR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー商品部販売ユニットの森山翔雲氏は「当社の自販機はミックス自販機である特性上、『アキュアメイド』ブランドの商品は数本しか入っていないことが多く、地産飲料の魅力が伝わりにくいという懸念が社内にあった」と語る。

魅力をより伝えるため、自販機の装飾にも工夫を凝らした。
自販機全体が段ボールに包まれているかのようなデザインによって、地域の果物や素材を届けるイメージを表現。自販機正面の下部には、りんごなどを包むフルーツキャップのイラストを施し、地産飲料らしい雰囲気に仕立てた。
自販機内の一部の飲料のダミーには、同様にフルーツキャップをつけることで、素朴さやフレッシュさを感じられるデザインに仕立てた。

