包装食品技術協会は5月26日、アイリス愛知(名古屋市中区)で「第57回通常総会」を開催した。今年は役員改選の年に当たり、新会長として木葉裕章氏(味食研社長)を選任。16年間会長職を務めた杉山仁朗氏(富士特殊紙業会長)は、名誉会長に就き、今後の協会活動を見守っていく。
当日は総会・記念講演会・交流懇親会の3部構成で進行。総会では24年度の事業報告・収支決算報告や25年度の事業計画・予算案などについて決議。記念講演は名古屋大学・同大学院の山本真義教授・博士を講師に招き「食品衛生管理と半導体応用の融合技術最前線」をテーマに話を聞いた。
総会冒頭では杉山前会長があいさつ。世界的な物価高や長期化する国際紛争、国内における人手不足などを背景に、「今後不透明感が増し、厳しい時代を迎えると思うが、当協会は会員同士の交流が盛んなところ。協会活動を通じて、この難関を皆で克服し、食品産業の発展、自身の仕事に役立てていただけたらと思う」と語った。
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