加工食品鳴門塩業 自主塩値上げ 7月から10%以上 国産塩3社目の決断
カナエ モノマテリアルパッケージ

鳴門塩業 自主塩値上げ 7月から10%以上 国産塩3社目の決断

鳴門塩業は7月1日納入分から自主取引塩を10%以上値上げする。

製塩プラントの設備維持に不可欠な資材や熟練工の工賃などが高騰、24年問題でトラック輸送の運賃が上がり、船員不足などで内航船の運賃も上昇。「物価上昇を上回る所得増加」を図るべく労務費も増加している。

同社は21年以降の石炭高騰で2度の値上げを実施した。現状の石炭価格は落ち着きつつあるものの、円安基調は続いている。コスト上昇分がエネルギー費用の低減分を上回ったことに加えて、カーボンニュートラル実現に向けた燃料転換で大幅なコスト増加が見込まれることから、価格改定の判断に至った。

国産塩メーカーの値上げはダイヤソルト、日本海水に続いて3社目。残る1社のナイカイ塩業は価格改定も視野に入れ慎重に検討を進めている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。