14.2 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
その他企業活動日本アクセスとカスミ 幼稚園・保育園で食育活動 食べ物の大切さ、バナナで伝える
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

日本アクセスとカスミ 幼稚園・保育園で食育活動 食べ物の大切さ、バナナで伝える

日本アクセスはカスミと協働で、茨城県・千葉県・埼玉県の幼稚園・保育園でバナナを取り入れた食育活動「食品ロス食育プログラム」を実施した。2年目となる今回は60か所の幼稚園・保育園で計1521人が参加した。

カスミでは2003年から「5 A DAY運動」の取り組みを全社で開始。その一環として、地域の子どもたちに向けた食育学習を実施している。日本アクセスはファイブ・ア・デイ協会の正会員として食育活動を通じて同協会の活動に協力している。

今回の取り組みでは、日本アクセスがバナナに関する学習内容の提案と子どもたちへの土産や学習で使用する黄バナナ・青バナナを提供した。

24年3月から25年2月にかけて実施した「食品ロス食育プログラム」終了後の先生方へのアンケートにおいては、30%の人が「食品ロスを減らそうと思える内容だった」とし、すべての人が「食べ残しに対する姿勢が変わると思う」と回答した。

また、学習後の子どもたちの間にも変化があり、「給食の残食なしで栄養バランスへの意識をうかがえる話が聞かれた」「給食時にもったいないから食べようねと話す子どももおり、食品ロスや栄養素を意識して食べる姿勢につながったように感じる」との声が寄せられたという。

日本アクセスでは「身近なバナナを教材にしたことで食べ物の大切さを分かりやすく伝えることができ、子どもたちの食べ残しに対する姿勢においても良いきっかけをつくることができたと認識している」としており、カスミとの食育活動を継続する。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点