明治は、手軽に体の内側から紫外線や乾燥対策ができる機能性表示食品として新たに「明治Wのスキンケアヨーグルト」(112g、税込156円)を3月25日に発売した。
製品に含まれるSC-2乳酸菌、コラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンには「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能」と「肌の潤いを保ち、肌の乾燥を緩和する機能」が報告されており、美容のためにインナーケアしたい女性を中心に訴求していく考えだ。
グローバルデイリー事業本部発酵マーケティング部プロバイオGの武井蓮氏は肌に関するエビデンスが最大の訴求ポイントだと語る。「スキンケアを意識する方は、効果や商品への信頼性を重視する傾向がある。機能性表示食品が増えるなか、TVCMでもデータを示すなど信頼感をもって手に取っていただく取り組みを強化していく」。
近年の外出機会増加や紫外線量増加に伴い「しっかりとケアしたい」「手軽に取り入れたい」といったニーズが高まっている。「サプリメントは高価でなかなか始めにくいといった方にも、ヨーグルトは始めやすく続けやすいのでは」(同)と期待を寄せる。

25日から女優の上戸彩さんを起用したTVCMを放映開始したほか、スキンケアブランドやインフルエンサーとのコラボ発信も予定している。
明治によれば、女性健常人67人を対象とした試験において、SC-2乳酸菌、コラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンを含むヨーグルトを1日1回6週間摂取したグループは、3成分を含まない酸性化乳を摂取したグループに比べMED(日焼けが始まる最少紅斑紫外線量)の数値が高まった。
また、女性健常人94人を対象とした試験では、3成分を含むヨーグルトを1日1回4週間摂取したグループは、含まない酸性化乳を摂取したグループに比べて前腕部の角層水分量が2・5倍ほど増加した。
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