国分首都圏が販売する「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」がこのほど、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2025」で、最高位の大賞を受賞した。
「ソーシャルプロダクツ・アワード」は、持続可能な社会の実現につながる優れたソーシャルプロダクツに光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本で初めての表彰制度。2012年に始まり、今年で12回目。
「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」は、フェアトレード調達や緑地保全寄付など社会課題解決に向けた取り組みを推進し、「エシカル商品でありながら価格面でも競争力を持ち、エシカル消費のハードルを下げている点や、地域の共感を得る仕様やデザインなど地域ぐるみの取り組みが評価された」。
国分首都圏では、鎌倉に自社工場を構える老舗ロースターの三本珈琲が製造する「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」の拡販を通じて、鎌倉市のフェアトレードタウン認定を目指す取り組みを支援。同品はブラジル・コロンビアのフェアトレード認証農園産コーヒー豆を100%使用した社会循環型のフェアトレード認証商品。
開発にあたっては、三本珈琲、鎌倉市のフェアトレードタウン認定を目指す市民団体の鎌倉エシカルラボと共創し、鎌倉市民の声を参考に味わい・パッケージを決定。売上の一部は鎌倉市の緑地保全基金に寄付し、鎌倉市の環境保全に寄与するとともに、フェアトレード商品への関心を高めることで、生産者や産地の支援、温暖化でコーヒー豆の栽培地減少が懸念される2050年問題への対策にも貢献する。
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