16.3 C
Tokyo
16.2 C
Osaka
2025 / 11 / 21 金曜日
ログイン
English
その他リサーチ・調査統計分析お花見予定、コロナ前水準に 市場規模は前年比25%増 インテージ調べ
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

お花見予定、コロナ前水準に 市場規模は前年比25%増 インテージ調べ

マーケティングリサーチ会社のインテージは、「お花見」に関する調査結果を公開し、「予定している」「するかもしれない」の合計が前年比1.2倍の40.1%に達し、コロナ禍前の水準(19年40.9%)までほぼ回復した。

調査は今年2月上旬に全国15~79歳の男女2500人を対象に実施。コロナ禍の外出自粛でお花見の参加意向は20年25.8%、21年21.7%まで低下し、22年以降は上向きだったが、6年ぶりに40%台に乗せた。

お花見のタイプは「昼間に近場の桜が咲いている場所」が7割超と断トツ1位。昨年との比較では「桜の名所へ日帰り旅行やドライブ」が1.3倍に増加し、物価高の中で手軽なレジャーが好まれる傾向がうかがえた。

予算は物価高で増加しており、25年は平均7407円と前年比1.1倍。これをもとにお花見の市場規模を算出すると2874億円、24.6%増となった。「予定している」人と予算の両方が増えたため。21年807億円を底に、23年2100億円、24年2307億円と顕著に拡大している。

お花見に付き物の「お酒」を飲む予定は男性65.5%、女性33.9%。うち20代男性に飲む種類を聞いたところ「ビール類」が53.3%、「チューハイ・ハイボール」が41.7%の結果に。別の調査による普段飲むお酒では後者が上位となっており、お花見の特別感を味わうには「ビール類」が選ばれる傾向がみてとれる。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点