加工食品乾麺・乾物波形・新食感「ザクのりチップス」 おやつ・おつまみ売場に挑戦 小善本店
カナエ モノマテリアルパッケージ

波形・新食感「ザクのりチップス」 おやつ・おつまみ売場に挑戦 小善本店

小善本店は今秋、波形状で新食感の「ザクのりチップス」を上市し、海苔売場にとどまらず、おやつ売場やつまみ売場での展開も目指す。内容量8g。希望小売価格税別350円。

新商品の開発背景について、小林智則執行役員商品開発本部長は「従来のシート型の海苔は開発し尽くされた感があり、若い人ほど食べるシーンが少ない。サクサクでスナック菓子のような味付け海苔の開発希望が社内で上がった」と話す。

開発担当の井脇直也同部課長代理は、まず前提となる「良い食感」を考えたという。

独自開発の波形チップス
独自開発の波形チップス

「チョコなど板状の食品はパリッとした食感。一方、空間があるものは、噛んだ時に空間の分、グッとした食感がある。板状でパリ系の海苔を素材に、どうやって空間が生まれる形状を作れるか考えた」。

独自製法で“ナミナミ形”を生み出し、噛みごたえのある食感を実現。波型を成形できる機械もゼロから開発し、ライン上での再現には苦心した。海苔の味を引き立てる旨味しょうゆ味で、作業中やゲーム中の間食ニーズを想定し、手でつまんでもベタつかない味付けだれの配合を見いだした。

2月のスーパーマーケット・トレードショーで発表し、サンプルを展開した。構想から発表までおよそ2年。秋頃を目安に、前倒しでの発売も検討している。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。