日本気象協会 biz tenki
逆光線(コラム)冷蔵庫の肥やし

冷蔵庫の肥やし

生姜焼き、肉じゃが、ハンバーグ。毎日のご飯を美味しいと言ってくれる娘に、その味付けが全部「それな、すき焼きのタレやねん」と種明かしする母親のSNS投稿にクスっとした。しかしながら、定番の1本を様々にアレンジする、その力量は「さすが!」のひと言だ。

▼砂糖や塩、みそ、醤油といった基礎調味料をはじめ、つゆ、たれ、ドレッシング、さらには合わせ調味料や簡便調味料など味付けの選択肢は今の世の中、無数にある。TVCMに魅かれ、あるいはスーパー店頭で衝動的に購入したは良いが、半分近くを残したまま「冷蔵庫の肥やし」にしている人も少なくないのではないか。

▼折しも小売店頭は棚替えの季節。調味料に限らず、数多くの春夏新商品が売場に並ぶ。欲しい、でも失敗はしたくない。昨今急激に進んだ物価高も手伝って、新商品になかなか手が伸びないという人もあろう。

▼まずは今あるものを使い切る、食べきること。わが家でも冷蔵庫の棚卸に着手。開封済み調味料の容器が山々のように連なり眼前に迫ってくる。頂きはまだ遠そうだ。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。