雪国まいたけは18日から、「雪国まいたけ極」を主原料とした代替肉「キノコのお肉」を新発売する。それに先がけ5日、新製品発表・試食会を都内で開き、湯澤尚史社長、諸澤慎二営業本部長らが出席。料理家の桝谷周一郎氏をゲストに招きトークセッションと同製品を使用したメニューの調理実演も行われた。
湯澤社長は冒頭、「キノコの新たな可能性を事業領域のボーダーを超えて体現し、食糧問題をはじめとした社会課題解決につなげていきたい」と意気込みを語った。続いて諸澤営業本部長が新製品の概要を説明。「キノコのお肉」は、舞茸の繊維感と旨味を生かし、肉のような食感と風味を実現。低脂質・低糖類かつ高食物繊維で健康志向ユーザーへの新たな選択肢とする。
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使いやすいダイス状で、サラダのトッピングや、炒め物の具材など様々な料理に活用できる。ラインアップは、「キノコのお肉」のほか、それを用いた「食べるソース」3品(トマトソース・アヒージョ・ごま担々)、炊き込みご飯の素「雪国まいたけごはんの素 キノコのお肉入り」の計5品。オープン価格。青果売場との強いパイプを生かし、集客の多い同コーナーでの展開とする。
「代替肉というよりも、キノコの進化形と考えてもらいたい。畜肉の風味を再現しようとすると、多くの添加物を加えることになり健康からは遠ざかる。どの畜肉にも寄らない新食材として自由な発想で活用してほしい」(湯澤社長)。
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