16.7 C
Tokyo
16.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
加工食品乳製品・アイスクリーム明治「ダイナミックな発想を」 飛躍の年へ松田社長が意欲
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

明治「ダイナミックな発想を」 飛躍の年へ松田社長が意欲

明治の松田克也社長は、1月20日の新年賀詞交歓会で「環境変化を自ら受け入れ、スピード感をもって対応し、ダイナミックな発想で消費者の方に新しい価値と喜びを提供する」と意欲を示した。

25年度もさらなるコストアップを見込むなか、コストコントロールなどの対応力強化、付加価値を高める新商品やリニューアルを通じて消費を喚起していく。

24年度も国内外で原料高騰をはじめとするコスト対応に追われた。海外では、23年から24年にかけて積極投資した中国において4工場が稼働したが、中国経済低迷や天候不順などを背景にアイス、菓子、牛乳でいずれも厳しい状況が続いた。

今後については「1月からアイスクリームの商談も進み、今後しっかりと回復するとみている。菓子も新工場での生産体制が十分に整った。現地の開発に関する知見と明治の技術を融合し、いい価値が出てくるような25年度にしたい」と抱負を述べた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点