全国小麦粉卸商組合連合会(全粉卸、川上俊行会長)と東京小麦粉元卸協同組合(東粉元卸、石坂明寛理事長)は 1月8日、都内で賀詞交歓会を開催し、約180人が出席した。
主催者を代表して川上会長(大和産業社長)があいさつ。「コロナ禍から6年。インバウンド効果もあり、小麦粉の消費は戻りつつある。労務費や物流費の上昇で業界の厳しさは変わらずだが、昨年の全粉卸では配送に関する勉強会を実施した。また館野前会長の方針を引き継ぎ、2回目のワークショップも開催した。われわれは製粉会社の協力があっての卸団体。小麦粉の配送は問屋の使命。引き続きご支援をお願いしたい」と出席者に協力を仰いだ。
乾杯のあいさつで登壇した製粉協会の塚越英行会長(昭和産業社長)は「様々な製品の価格が上昇するという難しい局面で、貴団体にはメーカーとユーザーをつなぐ重要な役割を担っていただいていることに感謝する。製粉協会としては安全安心な小麦粉を安定的に供給するという使命を全うしたい」と語った。