1.4 C
Tokyo
1.9 C
Osaka
2026 / 01 / 02 金曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)震災から30年 未来につなげる行動を

震災から30年 未来につなげる行動を

1995年1月17日、夜明け前の暗い部屋で突然、轟音とともに押し寄せる大きなたて揺れに身体を跳ね上げられた。何が起こったのか分からないまま部屋から飛び出し、家族の無事を確認した。新しい情報が入るたびに被害が拡大する様子を知り、一瞬で平穏な日常を奪う地震の恐ろしさに足が震えた記憶がある。

▼阪神・淡路大震災が起こった当時、古い木造家屋の多くが倒壊。高齢者だけでなく、神戸で下宿生活を送っていた若者も多数亡くなった。あの日を教訓に、建物の耐震基準をはじめ法律やインフラ、救護体制、物資輸送など災害に関するあらゆるものが見直された。

▼一昨年、神戸市内に本社を構える食品企業の9社が「食べとう?KOBE」を発足した。ライフラインが断絶され、心身ともにストレスが大きい時に、限られた水や備蓄食料を使い、元気が出て安心できる食事を紹介している。震災を経験した人が集まる企業だからこそできる、防災食提案の在り方かもしれない。

▼震災の記憶は30年経つと急速に風化すると言われている。「忘れない」「伝える」のはもちろん、普段から災害の知恵を持ち「次に備える」ことが、震災を風化させず未来につなげる行動として大切だと感じる。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。