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小売CVSセブン&アイ、値ごろ感を追求したブランド「セブン・ザ・プライス」の累計販売金額が200億円突破

セブン&アイ、値ごろ感を追求したブランド「セブン・ザ・プライス」の累計販売金額が200億円突破

 セブン&アイ・ホールディングスは12月11日、グループ共通のプライベートブランド(PB) 「セブンプレミアム」で、値ごろ感を追求したブランド「セブン・ザ・プライス」の累計販売金額が12月時点で200億円を突破したと発表した。

 24 年度上期(2月期)の売上は前年比約2倍を記録した。

 「おいしさと品質を追求しながら、サプライチェーンの見直しやシンプルな商品づくりを通じてコスト低減を図り、取り扱いアイテム数も当初の11アイテムから 211 アイテム(11月末時点)まで拡大した」(同社)とコメントする。

「セブンプレミアム ゴールド 金のハンバーグ」
「セブンプレミアム ゴールド 金のハンバーグ」

 「セブンプレミアム」が好調に推移していることも明らかにした。

 この背景には、物価高騰で消費者生活防衛意識が高まる中、経済性と上質を求める消費の二極化の高まりがあると同社はみている。

 “ちょっとした贅沢”に応える商品も好評を博している。

 同社PBの最上級ブランドとして展開する「セブン プレミアム ゴールド」からは、直近で素材とタレにこだわった「金の納豆」や、開発に4年の歳月をかけた同シリーズ初の「金の肉まん」などを新発売した。

 なお同社が発表した2024年売上ランキング(集計期間24年1月1日~11月30日の売上金額を基に集計)の一例は次の通り。

 ――「セブンプレミアム」:第1位「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌122g 」(税別240円)、第2位「同 毎日の食卓牛乳 1000ml」(同238円)、第3位「同 カフェラテ レギュラー 300ml」(同208円)。

 ――「セブン・ザ・プライス」:第1位「セブン・ザ・プライス しっとり食パン 6枚入」(税別108円)、第2位「同 ロースハム切落し264g」(税別298円)、第3位「ブロッコリー600g」(同498円)

 ――「セブンプレミアム ゴールド」:第1位「セブンプレミアム ゴールド 金のハンバーグ 」(同438円)、第2位「同 金の豚角煮」(同398円)、第3位「同 金のマルゲリータ」(同538円)。

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