加工食品乾麺・乾物大森屋 万博に出店、コラボ商品も 「絶好の機会に」稲野社長
カナエ モノマテリアルパッケージ

大森屋 万博に出店、コラボ商品も 「絶好の機会に」稲野社長

大森屋は人気シリーズ『バリバリ職人』に、新製品「大阪ソース味」を投入した。25年4月に開催される大阪・関西万博とのコラボ商品で、9月30日までの期間限定で販売。パッケージには同製品の「八味月バリ之助」と、万博キャラクターの「ミャクミャク」が描かれ、大阪の粉もの文化を象徴する甘辛いソースの味を再現した。12gで標準小売価格450円(税抜)。

また、同社は万博会場に、おむすび店「のり結び」を出店することを明らかにした。同社が京都市の寺町通りで運営する店舗で、今回は飲食運営の丸兆と共同で出店。おむすびのほか、焼きおにぎりや卵かけご飯も提供する。

  ◇  ◇

稲野達郎社長に万博に向けた意気込みなどを聞いた。

限定商品はすでに関西の小売業でスポットでの採用が広がり、今までにない味が評価を得ている。今後、ミャクミャクをコーナー化する店舗などへアプローチしていきたい。大阪での万博開催は55年ぶりで、世界から多くの人が集まる。日本食をアピールする絶好の機会と考え、「のり結び」を出店することにした。会場が当社の本社と同じ此花区ということもあり、何らかの形で協賛したいとも考えていた。

コメ不足は新米が出たので大きな影響はなかったが、その後コメの値段が上がり海苔も高騰が続いている。海苔を巻かないおにぎりが増え、それでも販売個数が落ちなければ、だんだんと海苔離れが起きるかもしれない。それを考えると、コメの値段が上がるのは危険な状況である。
一方でおにぎり専門店が増え、朝食に昼食にといろいろな売り方をしている。海苔の定番はおにぎりと手巻きだが、ハレの日の手巻きに対し、おにぎりは普段使いのメニューだ。海苔を巻くと、もっとおいしく手軽に食べられるということをしっかりアピールしたい。

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