加工食品菓子カバヤ食品「しゃりinグミ」ヒットの兆し 発売2週間で全てのグミ商品を抑えて売上トップに浮上
カナエ モノマテリアルパッケージ

カバヤ食品「しゃりinグミ」ヒットの兆し 発売2週間で全てのグミ商品を抑えて売上トップに浮上

 カバヤ食品が9月10日に新発売した「しゃりinグミ」にヒットの兆しが見える。

 10月31日、取材に応じた荒殿郁海マーケティング本部ブランド企画部企画三課課長はインテージSRI+を引き「発売2週間の販売金額で、グミ市場の全てのグミ商品を抑えてランキング1位を記録した」と語る。

 計画比では今期(3月期)約3倍の着地を見込む。

 好調要因については「見た目はツルっとしているのに、噛んだ瞬間に独特のしゃりっと新食感を楽しめるギャップが、10代・20代やトレンドに敏感な層から強く支持されている」と分析する。

 「ソーダ」と「レモン」の2品をラインナップ。

 いずれも、グミの中でも溶けにくい原料を使用し、同社独自の“インナーしゃりしゃり製法”で“秘密のしゃり粒”をグミの内側に閉じ込めることで、中だけがしゃりっとした食感に仕立てている。

 「好調なスタートを切ることができたが、トレンドに敏感な層は新しいものに興味・関心を持ちやすい反面、飽きるのも早い傾向にある。今の好調が一過性のものにならないよう、ターゲットの認知を獲得し、『しゃりinグミ』独特のギャップのある食感を実感していただいてファン化につなげられるように、次の仕掛けを考えていく」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。