2.7 C
Tokyo
3 C
Osaka
2026 / 02 / 20 金曜日
ログイン
English
加工食品菓子カカオショック対応 ブルボンは「アルフォートミニ」のコーナー化を提案 熱視線浴びる「プレッツェルショコラ」は配荷拡大
KNOWLEDGE WORK 20260303

カカオショック対応 ブルボンは「アルフォートミニ」のコーナー化を提案 熱視線浴びる「プレッツェルショコラ」は配荷拡大

 菓子売場は今後、カカオ豆が歴史的に高騰しているカカオショックによりチョコレートカテゴリを中心に難局を迎えることが予想される。

 こうした状況を踏まえた菓子売場活性化策の1つとして、ブルボンは「アルフォートミニ」のコーナー化を提案している。

 8月9日、商品・営業戦略発表会に臨んだ井手規秀常務取締役執行役員開発開拓本部本部長は「チョコレートの供給問題が来春に向けて起こることが予想される中で、チョコレート菓子規格の商品や準チョコレート規格の商品を提案していく。そのような規格でもともと展開している『アルフォートミニ』を拡充していくことが重要」との見方を示す。

 この考えのもと「アルフォートミニ」では売上拡大に向けて5品でのコーナー化を提案していく。

 某企業のPOSデータを引き「『アルフォートミニ』5品をコーナー化することでトータルの売上と『アルフォートミニ』単品の売上がともに伸長することが分かった」という。

 商品そのものにも磨きをかける。

 10月1日に、昨秋発売開始したサブレ生地の「アルフォートミニチョコレートサブレ」をリニューアル発売。専門店のサブレの味を志向し、サブレ生地の“サクほろ”食感を強化したほか、チョコレートの中のカカオマスを増量した。この増量により、カカオマスのほどよい苦みでチョコレートの甘ったるさを低減。後引く味わいで連食性を向上させた。

「プレッツェルショコラ」
「プレッツェルショコラ」

 ビスケットとチョコレートのブルボンの強みを活かした商品として「プレッツェルショコラ」の配荷拡大にも取り組む。

 同商品は、米粉を配合し高アルカリ処理製法でカリっと香ばしく焼き上げたプレッツェル。3月にリニューアル発売された。

 リニューアルでは、油脂を減らして堅焼きにしてプレッツェル生地の“カリっと”感をアップ。味のバランスも見直し、チョコレートの乳感を抑えて生地感と連食性を高めた。
 「昨年のテレビ番組の放映で一気に売れるようになり、一過性で終わらず継続的に売れている。今後は配荷を広げながら展開していく」という。

 そのほか「ひとくちルマンド」は昨年、パッケージを昨年大幅にリニューアルしたところ、10~30代の新規顧客層を獲得して好調に推移。

 新規顧客のさらなる獲得を図るべく、10月8日には同シリーズから「ひとくちルマンドいちごタルト味」を新発売。

 同商品は、ザクザク食感のコーンフレークと、さわやかな酸味と甘さを持つフリーズドライいちごを加えて、いちごタルトの食感を表現。その上で、表面をいちごとホワイトの2種のクリームでコーティングして、まろやかな味わいに仕立てられている。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。