飲料系飲料伊藤園「タリーズコーヒー」...

伊藤園「タリーズコーヒー」安売りせずに拡大 上期過去最高の販売数量を記録 「キリマンジャロ」はほぼ倍増

 伊藤園の「TULLY’S COFFEE(タリーズコーヒー)」ブランドの販売数量が上期(5-10月)、前年同期比14.9%増となり過去最高を記録した。

 主力のボトル缶「BARISTA’S(バリスタズ)」シリーズの好調に加えて、ペットボトル(PET)の新商品が純増したことが奏功した。

 12月3日の決算説明会で、本庄大介社長は「牽引しているのは『バリスタズ』シリーズ。店頭での回転は大手コンビニさまのコーヒーカテゴリでNo.1。特に『バリスタズ キリマンジャロ』はすべての売り場にあると言ってもいいくらい面が広がってきた」と胸を張る。

 「キリマンジャロ」の販売数量は上期、93.1%増とほぼ倍増となった。

 本庄社長は「バリスタズ」シリーズ全般について「ケース販売をせずに、これだけ伸ばしている」と述べ、安売りせずに拡大している点を強調。

 今後はPETに拡大余地を見込む。

 9月に発売したPETの新シリーズ「AROMA ESPRESSO(アロマエスプレッソ)」の初動は計画を下回ったとみられ、今後リニューアルを予定する。
 
 「レッドオーシャンではあるが、コーヒーをやる上でPETは外せない。缶と紙容器で成功しており、これにPETが上手くいけば相当な数量になる」と意欲をのぞかせる。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。